サーバ/ストレージデータ消去サービス
DATA ERASE
サービス概要
サーバ/ストレージ製品の廃棄時や、リース/レンタルのサーバ/ストレージ製品の返却時に必要となるデータ消去をおこなうサービスです。
エスエーティは、サーバ/ストレージに精通したプロのエンジニアがオンサイトにて実施することで
社外でのデータ漏えいリスクを減らし、安心できるデータ消去サービスをご提供します。
- セキュリティ担保の為HDD等の記録メディアを社外に持ち出すことなくデータを消去したい
- リース・レンタル機器の返却時にデータ消去を実施したいが、ノウハウがない
- 重要なデータを信頼性の高い方法で消去したい
- 機器設置場所でのオンサイトデータ消去
- データ消去とIT機器の知識をもったフィールドエンジニアによる作業
- 国際的な消去基準に合わせた信頼性の高いデータ消去
フォーマット化や削除をしてもデータは消えません!
「データの消去」というと「ゴミ箱に捨てる(削除)」「ディスクを初期化する(初期化)」といった方法が思い浮かびます。
しかし、こうした削除や初期化は情報を見つけるための目次情報(インデックス)を消しているだけで、情報そのものは記憶媒体に物理的に残されたままになっています。そのため市販の復元ソフトを利用すれば簡単に復元できてしまうのです。企業のサーバやストレージに保存された重要データを消去する際にはこうした復元ができないように専用の消去ツールで物理的にデータを読めなくすることが重要です。
重要なデータの消去には専門の知識が必要です
では専用の消去ツールを購入すれば自社内で消去を実施できるかといえばそうではありません。
例えばデータ消去ソフトウェアを使った消去では、サーバ、ストレージの種類やRAIDなどの構成によっては消去対象のメディアが認識されない場合があり、認識されないままに消去を実施してしまうと重要な情報が残ったままになってしまいます。
こうした消去漏れが起きないようにするには、消去ソフトウェアが対象機器を認識しているか確認したうえで機器の設定変更を必要がありますが、機器に対する知識がなければこうした調整作業をうまくおこなうことができません。重要なデータをきちんと消去するには消去ツールとサーバ/ストレージ両方に対する専門知識が必要となるのです。
エスエーティのデータ消去サービスでは
サーバ/ストレージのエンジニアがオンサイト作業を実施します!
エスエーティのデータ消去サービスでは、サーバ/ストレージの第三者保守に携わるエンジニアが、お客様のサーバ/ストレージ設置先にお伺いし現地でオンサイト作業をおこないます。
専門知識をもったエンジニアが施設内で作業を実施することで、安全性の高いデータ消去サービスをご提供します。
サービスの特長
1.機器設置場所でのオンサイト消去作業
重要なデータを建物外に持ち出すことなく、撤去・搬出前に現地でエンジニアが実施します。オンサイトで実施することで運搬時や外部施設における情報漏えいのリスクを侵すことなくデータ消去をおこなうことが可能です。
2.サーバ、ストレージに携わるエンジニアが作業
サーバ/ストレージに精通したフィールドエンジニアが作業を実施することで、安心してオンサイトでのデータ消去作業をご依頼いただけます。ストレージなどの大型機器にもオンサイト対応実績がございます。
3.データ消去の基準に準拠した消去方法
上書き/磁気消去/物理破壊の3つの消去方法から、対象メディアやお客様の消去方針に応じた方法で消去サービスをご提供します。ソフトウェア消去による上書き消去においては、米国国立標準技術研究所 NIST SP800-88 に準拠した消去方式にも対応しています。
対応可能な消去方法
上書き消去
Blancco社のデータ消去ソフトウェア等を利用して、対象メディアに無意味なデータを上書きすることで元のデータの読み取りを不能にします。
Blanccoによる上書き消去では、NIST SP800-88 Rev.1 のパージ(Purge)レベルの消去に対応しています。また、消去ソフトウェアが対応していない製品に対しても上書き消去機を利用した消去対応をおこないます。
※エスエーティはBlanccoの認定オンサイトデータ消去パートナーです。
磁気消去
強力な磁気を発生させる専用の機器を使いHDDやLTOといった磁気メディアに磁気を照射し、データを記録しているメディアの磁気を狂わせることでデータの消去をおこないます。 エスエーティでは、現在主流の「垂直磁気記録方式HDD」の磁気データ消去に最も有効な「斜め磁化システム」を搭載した磁気破壊装置を使用しております。
物理破壊
専用の物理破壊装を使用し、約5トンの圧力をかけてHDDの中のプラッターにまで及ぶ4点の穿孔をあけ、物理的に破壊します。HDDの読み込みができないなど、上書き消去ソフトで対応できないメディアに関しても対応が可能です。
上書き+物理破壊など消去方法を組み合わせて実施することも可能です。
詳細はお問い合わせください。
消去方法別の特徴
上書きデータ消去 | 磁気消去 | 物理破壊 | |
---|---|---|---|
対象メディア※ | |||
特徴 |
|
|
|
※エスエーティでご提供している消去サービスの対象メディアとなります
サービスのながれ
データ消去サービス利用規約
弊社データ消去サービスをお申込みの際にはデータ消去サービス規約書への同意が必須となります。規約をご確認のうえ、お問い合わせください。
導入事例
-
ITサービス業様
サービス提供内容
リース満了にともなう、現地でのオンサイトデータ消去作業と撤去作業
消去方法
上書き消去
対象機器
NEC Express120/220, HP DLシリーズ 他 サーバ100台規模
i-Storage 他 ストレージ20台規模
対象ハードディスク 約800本サービス詳細
- お客様先データセンターに設置されていた機器の搭載ハードディスクに対して、上書き方法によるデータ消去作業を実施
- 消去作業後、搭載ラックからのアンラック・撤去作業を実施
- 消去作業後、消去作業報告書を提出
-
金融業様
サービス提供内容
リース満了にともなう、現地でのオンサイトデータ消去作業
消去方法
上書き消去および磁気消去
対象機器
IBM DS8100 他 大型ストレージ10台規模
対象ハードディスク 約1200本サービス詳細
- システム停止・切り離し後の機器に対する上書き方法によるデータ消去作業を実施、一部障害で上書きできないディスクに対しては電磁消去方式で消去を実施
- 消去作業後、消去作業報告書を提出
-
製造業様
サービス提供内容
機器リプレイスにともなう現地でのオンサイトデータ消去作業
消去方法
上書き消去
対象機器
Oracle ODA HDD100本規模
サービス詳細
- お客様先データセンターに設置されていた機器の搭載ハードディスクに対して、上書き方法によるデータ消去作業を実施
- 消去作業後、消去作業報告書を提出
CONTACT US
ご不明点はお気軽にお問い合わせください
データ消去サービスに関してのお問い合わせはこちらから
TEL:042-306-7910
※9:00 - 17:30 土日・祝日・年末年始を除く