保守部品の入荷から配備までのながれをご紹介!
~品質向上の取り組みとその重要性~

 株式会社エスエーティ

第三者保守サービスは、基本的に市場に流通するリユース品を利用するため、その部品がきちんと使える部品かという点が保守対応の品質にも大きくつながってきます。
ここでは、SATの保守部品の入荷から部品の配備までのながれをご紹介し、より高い品質を維持するための取り組みをご紹介します。

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保守部品管理の一連のながれ

保守部品管理の流れとしては調達、入荷チェック、検査、梱包、配備の工程があります。ここでは各工程のご説明と工程ごとのエスエーティの品質に関する取り組みをご紹介します。

1. 調達

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第三者保守の保守部品はリユース部品を利用していますが、市場に流通する部品の品質にはばらつきがあります。そのため、エスエーティでは厳選した保守調達先から部品を調達し、入荷する保守部品の高品質化に努めています。

2. 入荷チェック

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外観チェック後、注文した製品と一致しているか確認し、部品の情報をシステムに登録します。エスエーティでは、入荷チェック時に部品をデータベース化し管理しています。

3. 検査

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入荷した部品が正常に動作するか検査を実施します。エスエーティでは入荷するほぼすべての部品の検査を実施しており、保守部品の高品質化、品質維持に努めています。

4. 梱包

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検査に合格した部品はFRU単位に分けて、静電気・湿度対策を行ったうえで梱包します。FRU単位で保管することで、障害発生時には必要部品のみを持ち出すことができ、保守対応の迅速化につながっています。

5. 配備

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梱包された部品は、契約にあわせて各拠点の倉庫に配備されます。
エスエーティでは全国の保守対応のニーズに対応するため、7か所に部品を配備するサービス拠点があり、迅速な保守対応を可能にしています。

エスエーティの部品管理体制の特長

入荷部品の全数検査を実施

入荷した部品のうち、一部製品を除くほぼ全数を対象に社内検証機等を利用して検査しています。社内検証用に多種類の検証機をそろえており、必要部品の迅速かつ柔軟な検査を可能にしています。入荷部品に対し厳しい検査をおこなうことで、実際に保守対応で利用する際に部品の不具合で使えない、といったトラブルを最小限にしています。

高い検査技術

第三者保守ではリユース部品を使用しているため、入荷検査の段階で部品の初期化がされていないなど保守部品としてすぐに利用できる状態ではないものも入荷します。
エスエーティでは高い保守検査技術により、こうした部品に対してもエンジニアが適切に対処し、検査をおこないます。入荷段階で保守対応にすぐ使える状態にしておくことで、実際の保守対応時に迅速に部品の交換をおこない稼働させることができるようになります。

在庫はパーツごとにデータベース管理

在庫をFRU単位ごとにデータベース管理を行っています。FRU単位でデータベース管理することで在庫をリアルタイムで管理でき、部品が減った場合にもすぐに調達対応し部品の枯渇がないようにしています。

静電・湿度対策の徹底

検査を実施するエリアでは、静電シートの利用など、保守部品の取り扱いに細心の注意を払って作業を行っています。また、検査完了後も保守部品はFRU単位で静電袋に乾燥剤と一緒に入れて保管するなど、配備後の保管状態で部品が劣化しないよう配慮し、高品質な保守部品を保持できるよう努めています。

まとめ

保守部品は調達、入荷チェック、検査、梱包、配備のながれになっています。
エスエーティでは入荷部品の全数検査、高い検査技術、パーツのデータベース管理、静電・湿度対策の徹底をおこない高品質な部品を確保しています。こうした高品質な保守部品を利用することで、保守対応時の迅速かつ確実な部品交換と高い保守対応力を実現しています。
高い保守技術力をもつエスエーティの第三者保守サービスにご興味がございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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